いまさら聞けない【UVケアの基本】やってはいけない9つのポイント
日差しの強い季節が近づくと、紫外線対策が気になるものです。しかし、紫外線は年間を通じて肌に影響を与えるため、季節を問わず適切なUVケアが大切です。今回は、UVケアで絶対に避けたい9つのポイントについて解説します。
目次
1. 期限切れの日焼け止めを使用する
期限切れの日焼け止めは、効果が低下しているため、十分な紫外線保護が期待できません。使用期限を確認して、新しいものに交換しましょう。また、開封後は半年~1年で使い切ることが望ましいです。
2. SPF値やPA値が低い日焼け止めを使用する
SPF値が低いと紫外線B波(UVB)の防御が不十分で、PA値が低いと紫外線A波(UVA)の防御が不十分です。適切な日焼け止めを選ぶ際は、自分の肌タイプや活動内容に合わせたSPF値とPA値を確認しましょう。
3. 日焼け止めを塗りすぎる
適切な量で日焼け止めを塗ることが大切です。顔には1回につき1/4ティースプーン程度の量が適切です。過剰に塗ることで皮膚に負担がかかり、かえって肌トラブルを引き起こすことがあります。
4. 日焼け止めを塗らずに外出する
紫外線は年間を通して存在するため、外出時には必ず日焼け止めを塗りましょう。紫外線対策が不十分な状態で外出すると、シミやシワ、たるみなどの肌トラブルが進行する可能性があります。
5. 日焼け止めを塗るタイミングを間違える
日焼け止めは、外出する約30分前に塗るのが理想です。これにより、紫外線防御成分が肌にしっかりと浸透し、効果を発揮することができます。また、紫外線防御効果は時間が経つと低下してしまうため、2~3時間ごとに塗り直すことが重要です。特に水遊びや汗をかくスポーツなどで、日焼け止めが落ちやすい状況では、こまめな塗り直しが大切です。
6. 紫外線が強い時間帯に外出する
紫外線は特に午前10時から午後2時の間に強くなります。可能な限りこの時間帯を避けて、外出を控えるようにしましょう。また、どうしても外出しなければならない場合は、紫外線対策を十分に行ってください。
7. 日陰を利用しない
屋外での活動時には、日陰や日傘などを利用して直射日光を避けるようにしましょう。木陰や建物の影など、自然な日陰を活用することで、紫外線量を軽減することができます。
8. サングラスや帽子を着用しない
紫外線は目や頭皮にも影響を及ぼします。目の病気や白内障のリスクを減らすためにも、UVカット機能のあるサングラスを着用しましょう。また、帽子をかぶることで、頭皮や顔を紫外線から守ることができます。
9. 紫外線対策を夏だけに限定する
紫外線は年間を通じて存在します。季節に関係なく、紫外線対策を行いましょう。特に冬でも雪が降る地域では、雪に反射した紫外線が強くなることがありますので、注意が必要です。
以上が、UVケアで避けるべき9つのポイントです。これらのポイントに注意して、適切なUVケアを心がけることで、肌を健康に保つことができます。紫外線はシミやシワだけでなく、皮膚がんのリスクも高めるため、十分な対策を怠らないようにしましょう。健康な肌を保つために、日頃から紫外線対策に努めてください。