いくらかかる?部位別×方式別の相場と“総額の見積もり方”
2025年11月6日 投稿者: kuroro オフ

いくらかかる?部位別×方式別の相場と“総額の見積もり方”

脱毛の費用は思っている以上にシンプルです。多くの人が迷うのは「最終的にいくらかかるのか」「方式の違いで総額がどう変わるか」です。結論から言えば、総額は「部位」「方式(医療脱毛か脱毛サロンか)」「必要回数」「料金体系(回数制・都度払い・定額)」「追加費用(シェービング・麻酔・キャンセルなど)」の5要素で決まります。その5要素をひとつずつ“見える化”すれば、比較は一気に簡単になります。
本記事は、女性向けに「部位別×方式別の相場」をスマホでも見やすく整理し、最後に自分用の総額を見積もる手順まで解説します。はじめての医療脱毛・脱毛サロンの検討でも迷わないよう、相場の“幅”の理由と、賢い契約のコツもあわせてまとめました。
 
近年はVIOのニーズが高まり、いわゆる“介護脱毛”の関心も拡大しています。また、蓄熱式(SHR)や熱破壊式、ニードルなど方式の説明が一般化し、「自分の肌・毛質に合うか」を起点に選ぶ人が増えています。その一方で、広告の割引表記に惑わされて総額を見誤るケースもあります。ここでは“総額換算で比較する”ことを原則に、具体的なテーブルとステップで一緒に整理していきましょう。
 
本記事の金額は税込の目安です。地域・時期・キャンペーン・機器・保証内容で変動します。表示の相場は幅を持たせ、“これより少し安い・高い”のは自然なブレとして捉えてください。
 
 
 
 

この記事でわかること

  • 部位別×方式別の相場感(医療脱毛/脱毛サロン)
  • 「必要回数」と「1回あたり」の考え方
  • 追加費用とオプションの見積もり方
  • 自分用の総額を算出する5ステップ
  • カウンセリングで確認すべき要点

 
 
 
 

相場がブレる主な理由

  • 機器や方式の違い(蓄熱式・熱破壊式・ニードルなど)
  • コース設計と保証(回数保証・照射漏れ対応・中途解約規定)
  • 予約の取りやすさ(店舗数・営業時間・混雑時期)
  • 追加費用(麻酔・シェービング・キャンセル・再診料など)

 
 

 
 
 
 

部位別×方式別の相場早見表(医療脱毛)

医療脱毛は少ない回数で結果を出しやすい反面、1回あたりの単価は高めです。総額で見ると“短期集中で終えたい人”との相性が良い傾向があります。
 
 
 
 

医療脱毛の相場(全身・主要部位)

部位 回数目安 総額相場 1回あたり目安
全身(顔・VIO除く) 5〜8回 150,000〜300,000円 20,000〜50,000円
全身+顔+VIO 5〜8回 220,000〜400,000円 35,000〜65,000円
VIO 5〜8回 50,000〜100,000円 8,000〜16,000円
5〜8回 50,000〜100,000円 8,000〜16,000円
ワキ 5〜8回 5,000〜15,000円 800〜2,000円
ひじ下+ひざ下 5〜8回 60,000〜120,000円 8,000〜18,000円
ひじ上+ひざ上 5〜8回 70,000〜140,000円 9,000〜20,000円

 
 
 
 

医療脱毛の追加費用の目安

項目 目安
初診・再診 0〜3,000円
麻酔(クリーム・笑気など) 0〜3,000円
シェービング補助 0〜3,000円
当日キャンセル 回数消化または3,000円前後
照射漏れ対応 再照射の有無を要確認
中途解約 手数料上限や精算方法を要確認

「0円」と表記されていても条件付きのことがあります。追加費用は見積もりに必ず足して“総額換算”で比較しましょう。

 
 
 

 
 
 

部位別×方式別の相場早見表(脱毛サロン)

脱毛サロンは1回単価が比較的低めで、肌あたりがマイルドな施術が多い一方、満足ラインまでの回数は多めになりやすい特徴があります。
 
 
 
 

脱毛サロンの相場(全身・主要部位)

部位 回数目安 総額相場 1回あたり目安
全身(顔・VIO除く) 12〜24回 180,000〜350,000円 8,000〜18,000円
全身+顔+VIO 12〜24回 250,000〜450,000円 12,000〜22,000円
VIO 12〜18回 60,000〜120,000円 3,000〜7,000円
12〜18回 60,000〜120,000円 3,000〜7,000円
ワキ 12〜18回 3,000〜10,000円 100〜600円
ひじ下+ひざ下 12〜24回 80,000〜160,000円 3,000〜8,000円
ひじ上+ひざ上 12〜24回 90,000〜180,000円 4,000〜9,000円

 
 
 
 

脱毛サロンの料金体系で見積もりが変わる理由

  • 月額定額の“通い放題”は最低契約期間と通える頻度で総額が変動。
  • 回数パックは追加照射の単価有効期限を要確認。
  • 都度払いは単価は高めでも柔軟性が高い。忙しい人に向く。

 
 
 
 

脱毛サロンの追加費用の目安

項目 目安
シェービング補助 0〜2,000円
当日キャンセル 回数消化または2,000円前後
店舗移動・転居対応 可否と手数料を要確認
中途解約 返金ルールと手数料を要確認

サロンは“回数が増えやすい”分、長期での通いやすさと予約の取りやすさが総額に直結します。混雑や来店ペースの制約は要チェックです。

 
 
 
 
 
 
 
 

方式の違いと“抜け方”の違い(選び方の要点)

方式の理解は、回数・痛み・向き不向きの判断に直結し、結果として総額の精度を上げます。代表的な3方式をスマホ向けに要点で比較します。
 
 
 
 

主要3方式の比較

方式 特徴 向く部位・毛 注意点
蓄熱式(SHR) 低〜中出力を重ねてじんわり熱を蓄える体感。肌あたりがマイルド。 産毛が多い部位(顔・背中)や広範囲の時短施術に相性が良い。 濃い太い毛は回数が増えることがある。機器と設定で差が出る。
熱破壊式 毛根にピンポイントで高出力を届ける。少ない回数で実感しやすい。 VIO・ワキなど濃い太い毛。短期で終えたいケース。 痛みが出やすい部位は麻酔や強冷却の検討を。
ニードル(電気) 毛穴単位で処理。デザインやピンポイント仕上げに強い。 眉周りの形作り、少数の打ち漏れ、白髪・金髪など。 時間単価が高め。痛み対策・時間見積もりが重要。

 

選び方の目安
  • 短期で終えたい+濃い毛中心なら熱破壊式×医療脱毛を軸に検討。
  • 産毛多め+肌あたり重視なら蓄熱式を優先しつつ、要所で強めの設定や併用を検討。
  • 仕上げやデザイン重視はニードルをスポットで。

無料カウンセリングで「回数想定」「機器名」「出力や設定の方針」を聞き、見積もりを“総額換算”で並べることが最短ルートです。

 
 
 

 
 
 

自分用の“総額の見積もり方”5ステップ

見積もりは「回数×単価+追加費用−割引」を“総額換算”で比較するのが鉄則です。以下の5ステップで、自分の条件に合わせて数字を並べていきましょう。
 
 
 
 

ステップ1:目的と仕上がりラインを決める

  • 目的:自己処理を減らしたい/ほぼツルスベにしたい
  • 仕上がりライン:産毛まで薄くしたい/濃い毛だけ抑えたい
  • 期限:ブライダル・旅行・撮影などのイベント有無

目的と期限がはっきりすると「方式」と「回数」が決まり、総額のブレが小さくなります
 
 
 
 

ステップ2:部位の優先順位を決める

  • 最優先:VIO・ワキ(摩擦や衛生の悩みが大きい部位)
  • 次点:顔(産毛・くすみ・メイクノリ)
  • 全身:露出や写真映えを重視する人向け

全部位を一括で契約せず、「優先部位→全身」の順に段階的に進めるとコスパが安定します。
 
 
 
 

ステップ3:方式と施設タイプを選ぶ

  • 短期集中+濃い毛中心:医療脱毛(熱破壊式を軸に検討)
  • 産毛多め+マイルドな体感:蓄熱式中心(医療/サロンの両睨み)
  • 仕上げ・白髪・デザイン:ニードルをスポットで

無料カウンセリングで「機器名」「設定方針」「回数想定」を必ず確認しましょう。
 
 
 
 

ステップ4:回数と単価を“現実的”に置く

  • 医療脱毛の目安:5〜8回(濃い毛は実感が早い)
  • 脱毛サロンの目安:12〜24回(通いやすさが勝負)
  • 月額・都度払い・回数パックを同じ回数基準に換算して並べる

「◯◯円〜」などの最安表記は条件付きのことが多く、実際の総額と乖離しがちです。
 
 
 
 

ステップ5:追加費用・割引・オプションを“総額に足し引き”

項目 チェック内容
追加費用 麻酔・シェービング・キャンセル・再照射・再診の有無
割引 学割・乗り換え割・紹介割・ペア割の適用条件と上限
オプション 保湿ケア・美肌照射・部分追加・店舗移動の手数料

割引は“適用条件の縛り”で通いづらくなると逆に総額が上がることも。条件を満たすための追加出費や通院制約まで含めて考えます。
 

入力シート例(自分用のメモ)
項目 入力例
対象部位 全身+顔+VIO
方式・施設 医療脱毛(熱破壊式)
回数想定 6回
コース総額 300,000円
追加費用合計 10,000円(麻酔×2・シェービング×数回)
割引合計 −20,000円(紹介割)
概算総額 290,000円

 

計算式のメモ
指標
総額 コース総額+追加費用−割引
1回あたり 総額÷実施回数
1部位あたり 総額÷対象部位数(目安)

数字が見えれば、施設ごとの“本当の安さ・早さ・通いやすさ”が判断できます
 
 
 
 

ケース別シミュレーション(目安)

ケース 条件 概算総額 コメント
A:医療/全身+顔+VIO 6回・熱破壊式・追加少 260,000〜360,000円 短期で実感しやすい。痛み対策は要検討。
B:サロン/全身(顔・VIO除く) 18回・蓄熱中心 200,000〜320,000円 体感はマイルド。予約の取りやすさが鍵。
C:医療/VIO集中 6回・強冷却+麻酔 60,000〜120,000円 濃い毛に強く、仕上がり早め。
D:サロン/顔 15回・産毛重視 70,000〜130,000円 トーンアップ狙い。回数多めを前提に。

数値は“幅”を持つ相場です。カウンセリングの見積もりをこの表に当てはめて比較しましょう。
 
 
 
 

カウンセリングで確認すべき要点(チェックリスト)

項目 要点
機器名・方式 蓄熱/熱破壊/ニードル。部位ごとの設定方針。
回数想定 自分の毛量・肌質での目安。追加時の単価。
予約間隔 実際に取れる頻度。繁忙期の代替提案。
追加費用 麻酔・シェービング・キャンセル規定。
保証 照射漏れ再照射の条件。肌トラブル時の窓口。
解約 中途解約手数料と返金ルール。
店舗移動 引っ越し・出張時の対応可否。
施術担当 指名可否・技術ばらつき対策。
前後ケア 保湿・日焼け回避・角質ケアの指導。
支払い 一括・分割・手数料。割引の条件と上限。

この10項目をそのまま質問メモにして持参すると、見積もりの透明度が一気に上がります

 
 
 

 
 
 

まとめ

医療脱毛と脱毛サロンの“安さ”は、回数・方式・通いやすさ・追加費用のバランスで逆転します。だからこそ、広告の最安値ではなく、総額換算での比較が不可欠です。
相場表で自分の「部位×方式×回数」を当てはめ、追加費用と割引を足し引きした“自分用の総額”をまず1つ作りましょう。次に、無料カウンセリングを2〜3件予約して、機器名・回数想定・予約間隔・保証を同じフォーマットで並べます。
 
最後は、“早く終わること”と“通いやすいこと”のどちらを重視するかで決めると後悔が少なくなります。迷ったら、VIO・ワキなど優先度の高い部位から始め、仕上がりに合わせて顔や全身へ広げるステップ戦略がおすすめです。今日このあと、気になるクリニック・サロンの無料カウンセリングを1件だけ予約してみてください。数字で比較したうえで体感を確かめる――それが、納得のいく脱毛を叶えるいちばんの近道です。